淡海万葉の会

 淡海万葉の会は平成8年に同好有志により大津市に結成されました。今を遡る凡そ1,400年前、倭国(日本)は白村江で唐・新羅の連合軍に大敗しました。このため、防備を固めるためにも天智天皇は都を飛鳥から近江の大津に遷都しました。こうして大津京時代には主に宮廷を中心とした万葉歌が100首余り詠まれています。私たち万葉の会では淡海の万葉歌鑑賞や設置の歌碑見分に加えて、「万葉の宴」開催、十市皇女(弘文天皇妃、天武天皇と額田王の皇女)を偲び天智、弘文天皇、壬申の乱等の歴史旧跡探訪、を続けてきました。そして会結成以来、10基の歌碑を建立すべく努力して参りました。平成20年には著名な皆様の揮毫を得て8基の歌碑を建立、そして今般、昨平成29年11月には万葉学者 中西進先生(文化勲章受章者)、嘉田由紀子 元県知事の揮毫を頂き、新たに2基を建立、目標の10基となりました。この間、活動は万葉にとどまらず、湖西線 大津京駅改名運動(改名前 西大津駅)にも注力致しました。        現在の会員数は30名程度とこじんまりしておりますが、月例会は盛況です。以前はお昼に万葉料理を食した後に月例会をしておりましたが、その折には多数の皆様にご参加頂いたこともありました。     現在、月例会は原則として毎月第二日曜日、13時半~15時半、旧大津市公会堂で実施しており、見学者も参加されています。ご興味のある方は是非ともご参加下さい。なお、長らく講師をお願いしております先生は大学で教鞭をとられている花井しおり教授です。内容は万葉集全般に加え、、当時の生活習慣等幅広く学習しております。                                    (淡海の万葉歌 100余首を全てこのホームページで公開・解説文を添えるには、かなりの日時を必要といたしますが、よろしくご協力・ご鞭撻を頂ければと思っております。)

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